道路の舗装工事をする際の注意点
2024/12/01
車両や自転車がスムーズに走るための道路。
アスファルトで作られてた道路は、年月が経つと傷むため定期的な舗装工事が必要です。
今回は、道路の舗装工事をする際の注意点についてお話したいと思います。
道路の舗装工事の注意点
適切な温度管理をする
アスファルトの打ち替え工事では、温度管理が重要です。
道路舗装工事中は通行止めをする必要があるので、できるだけ早く道路を開放したいところ。
これは、アスファルトの表面温度が50度以上あると、車のタイヤが通る場所だけへこんでしまう「わだち掘れ」を起こしやすくなるためです。
また強度不足で路面が荒れることもあるため、表面温度をきちんと確認してから道路を開放しましょう。
天候・気温を踏まえた工事計画を立てる
道路舗装の計画の際には、通行止めをするべき区域を考えながら計画の調整を行います。
また交通状況だけでなく、基本的に雨の日は施工を避けるよう考えなければなりません。
雨天下での工事では、成型や転圧をする前にアスファルトが冷めてしまうことで、本来必要な強度にならない可能性があるためです。
梅雨など雨の多い時期はできるだけ工事を避ける傾向があります。
まとめ
道路の舗装工事では、適切な温度管理と、天候・気温を考慮した工事計画を立てることが大切です。
工事したての高温になっているアスファルトは、わだち掘れを起こしたり、荒れやすくなったりしています。
雨天下の工事では、アスファルトの強度が弱くなる可能性があるため、基本的に工事は行わないことが多いです。
できるだけ梅雨の時期を避けるなど、天候も考えて工事計画を立てましょう。