擁壁の種類について
2025/02/01
高低差がある住宅地などでよく見られる擁壁ですが、コンクリートの物やブロックの物など、色々なタイプを見かけたことがあるのではないでしょうか。
擁壁は、その種類によって様々な特徴があり、その場所に最適なものが施工されています。
今回は、擁壁の種類についてご説明します。
擁壁の種類
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋コンクリート造は、コンクリートの中に鉄筋を埋め込んで強度を上げた擁壁です。
耐震性能がよく、見た目もすっきりとしています。
ブロック造のように水抜きできる隙間がないので、施工の際には水抜き穴の設置が必要です。
無筋コンクリート造
無筋コンクリート造は、鉄筋を埋め込まずにコンクリートだけで作った擁壁です。
鉄筋コンクリート造に比べてヒビが入りやすく耐震性能が低くなるため、基礎となる地盤の強度に注意が必要です。
鉄筋コンクリート同様、水抜き穴の設置が必要です。
間知ブロック擁壁
間知ブロック擁壁は、石やブロックをコンクリートやモルタルで接着し、固めた擁壁です。
ブロックが斜めに重なっているのが特徴です。
間知ブロック造の擁壁は、5メートルまでの高さで設置が可能です。
また、比較的施工が容易で施工費用を抑えられるメリットがあります。
まとめ
一言に擁壁といっても、鉄筋コンクリート造・無筋コンクリート造・間知ブロック擁壁など、様々な種類があります。
その中から用途やメリットデメリットを考慮して、各地に施工されているのです。
弊社では、只今4つのグループ会社において求人募集をしております。
興味をお持ちの方はぜひご応募ください。